日時指定の投稿設定

いつの間にかこのブログが「Movable Type」の実験的な物になってしまいましたが、ある意味ではブログを「Movable Type」で構築している方へも含めて「覚え書き」としての役割も果たしていると勝手に考えています(笑)

さて、今回の「覚え書き」ですが、表題の通り「日時指定の投稿」となります。

無料で使えるこのxreaサーバーではcronが使用できませんが、有料の「XREA+サービス」を受けることで使用が可能となります。

では、「日時指定の投稿」にはいくつかのお約束があります。
まず、cronを動かすための「シェルスクリプト」、そして「コントロールパネル」内の「CRONジョブ」の設定です。

私が成功した例では、以下のようなシェルスクリプトを「public_html」下に置いています。
Movable Type本体は「mt」と言うディレクトリに作成し、ブログ設定でドメイン名で直接アクセスできるようになっています。

#!/bin/sh
cd /virtual/*****/public_html/mt/
/usr/bin/perl ./tools/run-periodic-tasks
echo Future: MT4 run-periodic-tasks post.sh
echo
exit
記述内の「*****」には、xreaサーバーを契約した時に発行された「ID(FTPアカウント)」を記入します。

「echo Future: MT4 run-periodic-tasks post.sh」
この記述は、cronが正常に動作した場合にメールでcronの動作を確認するために付けてみました。
不要の場合は削除しても問題はありません。

このファイルを「改行コード」を「LFのみ(UNIX」として仮に「post.sh」として保存します。

次に、FTPを使って「public_html」と同じディレクトリ内にアップロードし、パーミッションを「700」にします。

あとは、
次に「mt」フォルダ内にある「tools」フォルダ内の「run-periodic-tasks」のパーミッションも同様に700以上に設定します。

cronジョブの設定ですが、コントロールパネル内にあるCRONジョブを見ればわかるのですが、下記のような設定画面が並んでいますので、同様に設定して「保存」します。

曜日

/virtual/*****/


これで毎正時にMovable Typeのシステムが「日時指定」の投稿を行うことが可能になります。

ただ、気をつけたいのは指定日投稿の機能はMovable Type側で指定した時間にすぐさま反映されるものではないので、cronが動作した時にはじめて投稿した記事がサイトに表示されるこ
とになります。

「分」のボックスでは何分に働かせるか決めます。たとえば、「分」を「0」、それ以外を「*」にすると一時間毎の0分に投稿することになります。

更に「時」を「5」とすると毎日5時0分に投稿します。

「*/2」と変更すると2時間ごとの0分に投稿するということもできます